お城と言えば、世界遺産・姫路城のようなイメージを持つ人が多いでしょう。
でも、大半は「土」で「成る」と書くように、山を削って作った山城や平地に土塁で囲みを付けた館城などでした。
全国各地に残るこういった「城」で、戦国の大河を勇敢に戦い抜いた多くの人たちの物語があるんです。
そんな城を巡る「チャリで行く!なかなか行かない城ツアー加古川コース」を開催しました。

行程レポート

10:30に加古川駅で集合。 加古川の観光大使てる姫さんにご挨拶です。

駅すぐの駅りんくんで自転車をレンタル。 本日のご説明資料とめぐるスポットにかかわるストーリ 「秀吉の播磨攻め」をご説明し、出発!

まずは、加古川城。いまは称名寺。 城主糟屋武則公のお墓詣り。 すぐ近くのただの水路は、当時の内堀跡。 そこも見逃さずにチェック。

そこから加古川を渡り北へ。 秀吉に徹底抗戦し、武士のプライドを貫いた
神吉氏の神吉城へ。 入り口の石垣は当時のものと伝わっています。 神吉城合戦絵図が、当時のいくさの悲惨さを伝えます。 奥には神吉定頼公のお墓があり、お参り。

そして、さらに北西へ。赤松時代からの播磨の名族 櫛橋氏の居城志方城へ。
櫛橋氏の娘が加古川駅で挨拶した「てる姫」さん。
黒田官兵衛の妻で、黒田長政の母です。しっかり、血脈が残っていますね。

ここからずーーーっと、南へ下ります。不思議な巨石がある生石神社。
この急な階段を登り切ると拝謁できまする。

この神社上には加古川と高砂の町、そして播磨灘を見渡せる絶景ポイント。
ここで戦国メシ(陣中食)で腹ごしらえ。ネギ味噌とシンプル焼きおにぎり。
そして、芋縄の塩気が疲れた体に効きます。(*現在は提供しておりません)

腹ごしらえが終わったら、進軍再開。さらに南東の高砂の町へ。
途中、ちょっと秀吉の播磨攻めとは時代が違いますが、赤松氏の庶流小松原氏の小松原城に立ち寄り、水軍を率いて高砂の町を築いた梶原氏の居城、高砂城へ。
いまは高砂神社となっています。たまたま、本日開催の能の準備をされていました。
梶原氏のあと、ここには池田輝政がいました。姫路城をつくったのは、そのあとのお話し。

最後は、少し西へ戻って十輪寺。こちらには、高砂城主梶原景行公のお墓。
そして、梶原氏を頼って三浦半島から逃れてきた三浦氏のお墓もあるんです。両方お参り。

これで、終了!!
実際、スタートしてから4時間ほど経っているのですが、それほど疲れもなく、あっという間でした。

ここから加古川駅までしばらく走って、自転車を返して、解散です。
疲れたら、すぐ近くのおいしいたい焼き屋さんでみんなで食べるのもいいかもね!

また、次回の予定が決まったら、発信いたします!



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