熊本城の石垣修復


みなさま、こんにちは。
石垣メッセンジャー 石垣の守です。

諸行無常、形あるものはいつか壊れると言いますが、
熊本城の石垣が、今年(平成28年)4月14日に起こった地震で崩落。

熊本市によると、石垣の総表面積約7万9千平方メートルのうち8千平方メートルが完全に崩落していて、
石垣全体の約3割に当たる約2万3600平方メートルの積み直しが必要で、
修復には約350億円の費用がかかるという見立て。

しかし、費用がかかっても、石垣の修復を望みたいのです。石垣好きとしては。

熊本城の被害状況(ドローン撮影) ※ITmedia ニュースより

国の特別史跡の石垣なので、修復の財源は主に税金なので、
莫大な費用がかかるので修復ではなく、コンクリートなどで安価に作り直すという意見もありますが、
熊本城は我が日本の財産であり、技術の結晶ですので、できることなら修復してほしいものです。

熊本城は、熊本に住む多くの人のアイデンティティとなっていて、復興を支えるものとなるので。

熊本城の石垣は、『二様の石垣(にようのいしがき)』でもわかるように、
加藤清正が築いた石垣を、後に城主となった細川氏が増築。

清正時代、地面近くからは、なだらかながらも、上にいくにつれて勾配がキツくなり反り返った石垣。
細川時代には、地面から急な勾配で石垣が積めるようになるほど石垣を築く技術が進歩しました。

どちらもが美しい石垣で、甲乙つけがたいわけですが(甲乙つけるのも、ナンセンスですね)

話を戻して。
石垣の組み直しが叶うなら、石垣の反り(※)もオリジナルを再現することにこだわっていただきたい部分。
(※城郭の石垣や土塁の勾配・傾斜面を『法(のり)』といいます。

以前のように、雄大で壮大な熊本城が見られることに期待したい。

そして、完成した熊本城石垣の勾配を測ったり、眺めたりして、余すことなく愛おしみたい!

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石垣からの言葉を伝える、石垣メッセンジャーの石垣の守です。 石垣とジョジョをこよなく愛す只者「ただもの」 ※「只者ではない」わけではない。

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