京都は御所の北、相国寺の程近くにあるのが阿弥陀寺。
最近、ぶっちゃけ寺とか、BSの番組とかで良く出ているのでご存知の方も多いですよね。
京都での織田家菩提寺として知らているのが、阿弥陀寺です。

市バスの葵橋西詰で降りて、徒歩5分ほど。
正面の門に到着です。

入って左奥に、当寺の墓所があります。
入った瞬間から真正面から目に入ってくるのが、織田信長公の墓所です。
子息、信忠公と共に眠っておられます。

周りには、本能寺で散った侍達が、あの時と同じように、信長公をお守りしておられます。

そして、忘れてはいけないのが、当寺の開祖であられる、清玉上人。
信長公の父信秀公が幼き頃から育てた人物であり、その後出家し、阿弥陀寺を開いています。
織田家に恩義のある清玉上人が、本能寺の変を知り、駆けつけて遺骨を持ち帰り、ここに墓碑をつくったこと、そして、その後秀吉から葬儀のために遺骨の提供依頼を受けても、織田家乗っ取りの企みを見通し、拒絶し、結果、秀吉から寺領簒奪などのいじめをうけたこと、などは有名なお話です。

こちらにも、信長公、信忠公の木像がありますが、本能寺の変の日、すなわち命日である6月2日のみ、一般公開されるようなので、その時にまた会いに来ます。

名残惜しく、織田木瓜を見ながら、次の旅に出ます。



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