みなさん、本日もお心丈夫でしょうか?
石垣メッセンジャー 石垣の守です。

前回の記事から、かなりの時間が経ってしまいました。
楽しみにしてくれていた、特異なお方がいらっしゃったら、恐れ入ります(いるのかな?)
前回は石垣の種類を大きく分けて、3種類を書かせてもらいましたが、今回はその続き。

石の積み方の種類は、大きく4種類

1、布積み
石を並行に並べて積む。横方向の目地。
※見た目が綺麗。けれども耐久性は他に比べて落ちると言われている。

2、乱積み
横目地が通らない積み方。
※見た目は布積みに比べると劣る。(個人の好き好きで異論あるかと思いますが)

3、谷積み
※石を斜めに積む。明治時代になってからポピュラーに。強度は高め。

4、亀甲積み
※六角形にした石で積む。見た目はとても綺麗でも費用がかさむ。町中の寺院で見かけることが多いかも

谷積み、亀甲積みは写真がないので、もっと知りたいっ!と思った奇特なお方には、詳しくは以下ページ↓をオススメします。
石積手法(株式会社 宮田石工土木さんのページ)

こんな感じで、石垣の種類は、思ったより少なくはないです。
今度みなさんが石垣を愛おしむ機会に参考となれば幸いです。


2件のコメント

  1. 野面詰み、という言葉を聞いたことがあるのですが、乱詰みと同じなんでしょうか?

    無知ですみません(汗)

    1. Author

      コメントありがとうございます!
      回答すると、その通りです。野面積みは乱積み。その認識で問題ないです。
      石垣の種類 その1
      ↑でも野面積みを紹介していますが、野面積みは古い時代のもので、石を平行に積む(布積み)は比較的新しい時代につくられたものです。

      細かいことを申し上げると、石垣の種類は組み合わせで考えると覚えやすいかもです。
      石を加工しているかいないか(1、野面積み 2、打込み接 3、切込み接)
      ×
      平行の目地が出るように積んでいるかどうか(①布積み ②乱積み ③谷積み ④亀甲積み
      ※もし仮に、加工していない自然石を平行の目地で積むことができていれば、野面積みの布積みとなります。

      説明下手で恐れ入りますが参考になればうれしいです。コメントもうれしいです!

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