「甲冑に関する”しごと”」の体験

今回、お声がけいただきまして東はりま特別支援学校様にて開催された「しごと体験フェア」に参加させていただきました。
武楽衆としては、甲冑の「着付けサービス」のお仕事を学生さんに体験していただきました。

せっかくなので、始まったばかりの大河ドラマ「どうする家康」のポスターなどでも見かける、徳川家康の金陀美具足を持参し、着付け体験をしてもらいました。

午前中のみの短い時間でしたが、2組の生徒さんに、一人はモデル役、もう一人に着付け役となってもらい、お仕事を体験いただきました。

たぶん?すべてが初めての体験

おそらくですが、このような仕事をしているところはほとんど無いと思いますので、学生さんも引率の先生方も初めてのご経験になったかと思います。

着付けは、脛当、佩楯、籠手、胴、兜、腰帯に帯刀、最後に陣羽織という順番で実施してもらいました。一人当たり約15~20分程度の作業ですが、思いのほか生徒さんも私の指示を理解してくれてスムーズに着付けができていました。
モデルになってくれた生徒さんも当然甲冑を着用するのは初めての経験ということで、鎧に体を包まれて、人格が変わる「あの快感(笑)」を味わっていただいたと思います。

最後には生徒さんからお礼の言葉や贈り物まで頂戴し、大変貴重な経験をさせていただきました。
当イベントを開催された主催の方々の想いとしては、さまざまな企業から多種多様な仕事を知り、経験し、今後の生徒さんの選択肢を提供していきたいということだと理解しております。そういう意味では、一般的には仕事とは思われないことでも、自分が好きな事であれば仕事にもできるということを知っていただく、感じていただけたなら、少しでも貢献が出来たのかなと思います。


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