維新の立役者、長州藩毛利家

この度、御依頼をいただきましたのは、あの幕末の雄藩・長州藩は毛利家に関するお品。
言うまでも無く、長州藩は明治維新の立役者であり、新しい日本を創った藩の1つです。

毛利家は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも出て来た、大江広元を祖とする家柄。安芸の小国から地域国衆の盟主となり、大内家、尼子家といった大きな敵を権謀術数を使って倒し、備中、備後、安芸、長門、周防、石見、出雲、伯耆、因幡といった西国の大半を有する大大名となりました。

畿内から織田信長が勢力を伸ばし、羽柴秀吉との戦となりましたが本能寺の変で難を逃れます。その後、秀吉が天下を獲ると臣下となり西国の雄・五大老の一人として権力を握るが、関ケ原で西軍として担がれ、領土は激減、長門・周防に押し込められました。
それから時がたち、黒船の来航(外圧)によって徳川幕府が壊れ、薩摩、土佐、越前など雄藩の1つとして幕末維新を成し遂げ、政府中枢の要職を担う人物を長い間輩出してきている。

陣羽織と韮山笠の再現

今回は、その長州藩の陣羽織と韮山笠をお創りするご依頼でした。再現するにあたり、素材や製法を検討し、利用に耐えうる仕様を試行錯誤させていただきました。
萩にてお客様のおもてなしやイベントなどでお役に立てていれば嬉しく思います。

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