空海(弘法大師)が創り上げた天空都市
紀伊の国(和歌山県)にある歴史深い、深すぎる、高野山金剛峯寺。
高野山は、誰もが知る、弘法大師空海が開いた密教の地。
それから、1200年の記念すべき時です。
播磨から大坂を経由して、およそ3時間ちょい。(特急こうやに乗ればもっと早い)
南海高野線で極楽橋駅で下車。そこから登山することもできますが、ヘタレの私は迷うことなくロープウエイで高野山駅までGO!!
数々の武将・名家の墓所が立ち並ぶ奥の院
まっさきにバスで一番奥の奥の院へ。
このエリアには、名だたる武家、諸藩、名家、そして天皇家の墓碑が立ち並んでいます。
それだけの信仰を集めている権威を感じます。
弘法大師はまだ生きておられます
最奥の院へ入る直前に、幸運にも「生身供(しょうじんぐ)」を見ることができました。
高野山では、弘法大師様はまだ御堂の中で生きておられることになっており、毎日食事が運ばれているのです。1日に2回あるようで、そこに偶然遭遇したことに幸せを感じます。
この先は、写真撮影は禁止の聖域になりますので、写真はありませんが、きっちりお参りしました。紅葉はまだまだのようです。
精進料理で腹ごしらえ
そろそろ腹が減ったので、お目当てだった精進料理を。
当然、肉などを使っていないのですが、十分に歯ごたえ、食べ応えがあり、お腹いっぱいになりました。そして、美味しい!!
金剛峯寺ほか寺院を散策
そのあと、金剛峯寺や一番南の大門など多くの寺社仏閣を歩き回って楽しみました。
僧侶の念仏大合唱も拝見させていただきました。迫力あります。
根本大塔と「こうやくん」
高野山には大名家とゆかり有るお寺があります
戦国の好き者として、1つ訪れたのが光明院。
ここは、徳島藩蜂須賀家のお墓があるというので、お参りしたかったのです。
蜂須賀家といえば、秀吉が尾張で一夜城を築いた時から家臣として従った蜂須賀小六正勝を祖とする大名家。家を守り、徳島藩として明治を迎えた名家です。
日本が世界に誇る高野山
高野山はご存知、世界遺産。
奥の院の弘法大師様のところだけでなく、町全体が寺領であり、数々の寺・院があります。
それぞれに長い歴史とゆかりがあり、私たち日本人の創り上げてきたものを肌で感じることができる空間です。
一度は、訪れてみることをお勧めします!!