<現代の政治家にいてほしい、真田昌幸公>

真田昌幸公は、ご存知、あの真田信繁(幸村)の父です。ちなみに、信繁の兄は信之(前は信幸)で徳川重臣本多忠勝の娘小松姫と結婚し、初代松代藩主となりました。

真田昌幸公は、その父幸隆の三男で、一時は武藤家を継いでいましたが、長篠の合戦で信綱、昌輝の兄が討死したため、真田家を継ぎました。その後は、「真田丸」で草刈さんが演じたように、武田、織田、徳川、上杉など老獪に戦国の世を生き抜き、家名を守った名将です。

関ケ原で兄信之を東軍へ、自身と弟信繁は西軍について戦い、信繁と共に紀州九度山で幽閉生活となり、その地で亡くなりました。

<登り梯子の具足>

真田昌幸公と言えば、胴に昇り梯子が描かれた具足で有名です。現在、上田で拝見できる具足は黒色ですが、どうやら松代城の火災の被害に合い、補修された後のようで、本来は「朱色」で会ったとも言います。(もともと黒であったとも・・・)今回は、それを信じて、朱色(というか赤色ですが)で制作し、本来の姿どうだったのか想像してみました。

全体の色は朱色(赤色)。兜は突盃形(とっぱいなり)に四段毛引きの錣(しころ)。大天衝の前立て。胴は仏胴、胸に昇り梯子を金色で。草摺りは七間四段の毛引き。佩楯(はいだて)は板佩楯。篠の脛当。籠手は瓢箪(に似せた(笑))札ものを鎖で。袖は無しにしました。面具はおまけで。あと、毛皮の羽織もおまけで。



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