<徳川家康>

徳川家康公は、知らぬ人はいないと思いますが、江戸幕府を開き、日乃本を200年に渡り納めた徳川家の繁栄の祖ですね。

元は三河の国(愛知県東部)岡崎の城主松平家の生まれ。父、祖父は家臣に暗殺され、駿河の大国今川家に圧迫され、人質として幼少期を過ごすという不遇の時代がありました。この時に同じく人質だった織田信長と出会ったと伝わります。

桶狭間で信長が大勝したことで、松平元康として改めて独立した大名となり、幼き頃に遊んだ織田家と同盟を結びました。織田家は西、京へ、松平家は東へと。

その後は、織田家に忠実な同盟者として各地で奮戦し、三河から遠江(浜松城)、そして武田家滅亡後は駿河、さらに信長が本能寺で倒れると、甲斐、信濃をも手中に収めた大大名となりました。

秀吉の天下となり、小田原北条氏が滅亡した後、それまでの領地を全部召し上げられ、代わりに旧北条領であった武蔵江戸他関八州(禄高はいっきに増えて250万石)の大大大大名となり、以後の徳川家の基盤となりました。

<金陀美具足>

「金陀美具足」とは、家康が埋葬されている久能山東照宮に保管されている全身金色の甲冑です。この甲冑は、家康が桶狭間の時に着用していたと伝わるようです。

ちなみに、本歌(本物)はこちら。(ニュースの写真をお借りしています)

kindami

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