お客様のご依頼にて、喉輪を制作させていただきました。
喉輪は文字通り喉につける防具で、胴の胸から上首回りが空いているところを守るための道具です。
南北朝期に使われていたようですが、すぐに面頬に垂れがついたものが出てきて、それにとってかわられた短い寿命のものでした。
すでに甲冑をお持ちで、全体がゴールドというか黄色系の紐で威してある、きらびやかな甲冑。
そちらには、前述の面頬に喉輪がついたような防具がもともとあったようですが、面頬なしのものをご要望ということで、制作をご依頼いただきました。
甲冑と合えば良いですね。