宇喜多秀家フェス2015での甲冑展示(その2)

宇喜多秀家

宇喜多秀家フェス2015開催事に、岡山城内で甲冑展示その2

その1はこちら。

真田信繁

真田信繁
信州上田城主 真田昌幸の次男。関ケ原時の上田での奮戦、大坂の陣での奮戦が後の世で華々しく描かれている。

真田といえば「赤備え」と言われ、真っ赤な甲冑軍団が疾走する様子は”映え”る。しかし、実際は赤ではなかったようです。朱色は金がかかる。
それはさておき、真田信繁といえばこの赤色、鹿角、前立てに六文銭の甲冑がイメージとして定着していますね。

伊達政宗

伊達政宗
陸奥仙台城主、戦国最後の英雄。独眼竜で有名。

甲冑と言えばこのイメージという方が多いのでは。大きな圓月の前立てに、真っ黒な威圧感。スターウォーズのダースベイダーのモデルになったことでも知られてますね。
伊達家の甲冑は「仙台胴」とか「雪下胴」と言われて、五枚胴で機能的、シンプルなデザインで形成されています。政宗以外の家臣団の甲冑も基本的にはこのデザインに沿っていて、統一感があります。

大谷吉継

大谷吉継
越前敦賀城主、刑部少輔、病で崩れた顔を隠すための頭巾姿が有名。石田三成の盟友。関ケ原で討死。

個人的に大谷吉継着用と伝わる甲冑は存じ上げない。今出回っているものも特に統一感があるわけではないように感じます。
やはり、頭巾姿であることが大谷吉継の証であり、これ以上の特徴はないでしょう。

直江兼続

直江兼続
米沢120万石上杉家の家老、山城守、関ケ原の発端となった上杉討伐時の「直江状」が有名。

兼続の甲冑と言えば、大河ドラマもありましたので「愛」の字の前立てが全てですね。ちなみにこれはLOVEではなく愛染明王の愛です。
胴は胸取から前立挙を毛引きとし、長側(胴周り)を素掛けにしています。草摺りも金板に卯の花色で毛引き威しにしており、全体的に豪華で贅沢な中に、黒色部分も多く、強さを感じます。

黒田官兵衛

黒田孝高(官兵衛):
豊前中津城主、如水、秀吉の軍師「二兵衛」の一人。

こちらも大河ドラマになったので有名になりましたが、やはり茶碗をひっくり返した「合子形」(ごうすなり)と言われる兜に目が行きます。この兜は家臣の栗山利安に与えられ、後に藩内で騒動を起こして盛岡藩へ移ることになった際に持ち出され、いまは盛岡にあります。最近の調査結果で下地は銀色であったようです。

徳川家康

徳川家康
戦国の勝者、江戸幕府250年の祖、神君。

他の武将もそうですが、複数の甲冑を持っています。この甲冑は家康が関ケ原で戦うシーンでよく出てきますね。前立てに羊歯の葉がついていることがシンボルなのですが、実物は前立てを付ける角元がないようです。前立てが無いと頭巾を被ったような兜の形になっています。
静岡の久能山東照宮にありますが、これ以外にも桶狭間で着用したと伝わる(?)金陀美具足などもあります。

豊臣秀吉

豊臣秀吉:
天下人、太閤。

秀吉も多くの甲冑がありますが、代表的なのはこの馬藺後立ての兜。菖蒲の葉がまるで後光がさすように広がるようです。この葉も薄い木材など軽いもので出来ています。
胴他は黒板ベースに赤色の毛引きで高級感、気品を感じるデザインです。

宇喜多秀家

宇喜多秀家
備前岡山城主、中納言、五大老、関ケ原後八丈島で84歳という長寿を全う。

こちらはイメージによる復元とのこと。私も秀家着用甲冑という伝来物は見たことがありません。(その意味でも見てみたいと思いました)
大きな前立てが目を引くデザインです。黒ベースに素掛け威しのどちらかというと豪華というよりは質実剛健イメージですね。
以前の大河などは秀家の従兄にあたる基家の烏帽子形甲冑がモデルのようでしたが、最近の映画関ケ原などはこちらがモデルでしたね。

以上、展示品のご紹介でした。
これ以外にも大河「風林火山」で謙信役GACKTさん着用甲冑や映画「ステキな金縛り」で西田さん着用甲冑などの展示もありました。

やはり、戦国の世を生き抜いた武将たちはそれぞれの信仰や価値観を甲冑や衣装に体現し、それを戦場で表現することで「死」を覚悟し、少しでも恐怖に討ち勝とうとしたんだろうと思います。


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衆長

武楽衆の衆長です。 日本全国を戦国リアルシュミレーションの舞台とする野望を追究します。

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