南朝を偲ぶ、吉野たび


吉野を満喫する

奈良県吉野と言えば、やっぱり春の豪華絢爛な桜や今の時期だと紅葉などすばらしい景観で有名な観光スポット。
さらに、「吉野の濃い~~歴史」を知っていると、もっと感動の旅になります。

奈良県吉野へは、電車で大阪から天王寺経由で、近鉄南大阪線急行吉野行きで約120分で行きました。

「Blue Symphony」という特別列車に乗ることができれば、旅の楽しみはそこからが始まり。

吉野駅に到着。ピンク色の可愛らしいポストが目立ちます。
吉野駅からこんどはロープウエイに乗って山上を目指します。

知っトク!吉野の濃い~~歴史

吉野を楽しむ歴史キーワードとして、次のことを知っておいた方がいいカモ。
これらのキーワードでググってざっと歴史を知っておくと、現地で感じる空気や景色もきっと変わってくると思いますよ。

1.天智天皇(中大兄皇子)の後継者争いである「壬申の乱」で大海人皇子(天武天皇)が兵をあげた場所
2.兄頼朝から追われた源義経・弁慶、静御前が隠棲していた場所
3.南北朝の内乱で、後醍醐天皇が南朝を立て、長きにわたって北朝と対立した場所

旅路1:金峯山寺の国宝

今回の旅の目的は、吉野の紅葉を愛でながら、期間限定の「国宝仁王門大修理勧進秘仏ご本尊特別御開帳」に訪れること。そして、南朝の後醍醐天皇を偲ぶこと、でした。(紅葉はもう終わってました・・・)

まずは、金峯山寺の「国宝仁王門大修理勧進秘仏ご本尊特別御開帳」へ。ポスターやチラシにあった青く、大きく、威厳のあるご本尊様を見上げ、しばし心の静寂を取り戻しました。
金峯山寺には、南北朝時代に後醍醐天皇の皇子であった「大塔宮(護良親王)」が鎌倉幕府(執権北条家)に抗戦した陣所、その時に宮の身代わりとなった村上義光討死の場所(墓所は七曲り坂より先、吉野神宮付近)、吉野朝宮跡などがあります。

旅路2:吉水神社

次は、吉水神社です。ここは、事前情報としては「後醍醐天皇の玉座」があるということだけだったのですが、行ってみてビックリ!!後醍醐天皇だけでなく、源義経・弁慶、静御前や楠木正成・正行、大和郡山城主(筒井順慶、羽柴秀長、松倉重政ら)の書状、そして太閤秀吉が花見を催した場所で、秀吉関連の寄進ものなど、とんでもないお宝で眼福極まりないところでした。

それから、ここには「一目千本」という桜を見るには、必見のスポットがあります。今回は紅葉(しかも遅い・・・)の時期ですが、桜が咲いていたらどれほどの圧倒的な景色かと想像できます。

旅路3:吉野水分神社&花矢倉展望台

最期は、吉野水分神社。ここは、子宝に恵まれない秀吉が祈願したところ、秀頼が誕生したという神社。秀頼自身が再建しています。やや奥に細長い庭園を囲む形でコの字型に配置された社殿で、観光用に過度に装飾などされておらず、ひっそりとした静寂と神秘さのある神社です。

ちなみに、吉水神社からここまで徒歩で約50分ほどかかりました・・・・。マップではそこまでかからないような記載があったのでちょっと侮ってました。しかも、ほぼずっと坂なので足がパンパンになること間違いなしです!でも、それだけ苦労して行く価値のある場所だと思います。(帰りは下りで20分くらいで降りられました)

ここから吉野駅方面へ戻るわけですが、すぐ近くの花矢倉展望台に寄り道しました。ここからは、自分たちが歩いてきた苦労がしみじみと感じられる、壮大ですばらしい景色を眺めることができます。

吉野山の町並み

吉野駅前とロープウエイで登ってきた吉野山に、多くのお土産や飲食ができるお店が並んでいます。
古くからやっていらっしゃる老舗だけでなく、まだできたばかりようのような真新しいお店や若者に人気がありそうなおしゃれな店構えのカフェなどがありました。
また、歴史のありそうな旧家が並ぶうだつの町並みがありました。

1度じゃダメ

今回の訪問では、行けなかったところがあります。
例えば、如意綸寺。ここは後醍醐天皇の墓所があるところです。ほかにも村上義光の墓所や吉野水分神社より先の西行庵方面は時間切れと疲労で行くことが出来ませんでした。

今度は春、桜が満開の時に再訪できたらと思います。(混んでいるだろうな~~・・・)

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衆長

武楽衆の衆長です。 日本全国を戦国リアルシュミレーションの舞台とする野望を追究します。

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