東北の雄 伊達政宗

伊達家は鎌倉時代に頼朝に従って奥州征伐に出陣、功を得て陸奥の国伊達郡を賜ったことから伊達氏を称した。
その後、代々、米沢を本拠に最上、相馬、葛西、大崎、蘆名、大内、畠山、佐竹など周辺勢力と争いを続けた。
摺り上げ原の戦いで宿敵・蘆名氏を破ると周辺の小勢力は伊達家に帰属、奥州の覇者となった。
しかし、その頃天下は秀吉のものとなり、小田原への参陣、つまり豊臣家へ帰順を余儀なくされる。遅れて来た英雄の所以である。
秀吉亡き後は徳川家と昵懇となり、大坂の陣にも出兵。明治を生き抜き、現在でも代々続いている名家である。
伊達政宗の甲冑をレンタル用に制作
これまで、子供用の伊達政宗甲冑は用意していましたが、大人用はありませんでした。
過去に何度も大人用の政宗甲冑の御依頼もありましたので、この度制作いたしました。
伊達家の甲冑は「雪の下胴」「五枚胴」と称される特徴的なもので、黒を基調とし、あまり威し糸を多用せず紺の素掛けに黄色の耳糸がエッジを利かせたデザインになっています。
あのスターウォーズのダースベイダーのモデルとなった甲冑としても有名です。
今回の制作にあたっては、素材の質やご利用者の使い勝手を踏まえて、本歌(本物)とは少し仕様を変えて制作いたしました。ただし、全体の見た目やデザイン性についてはできるだけ本歌に近づけるようにいたしました。




