京都三条にある本能寺。

ご存知の通り、これは秀吉時代に移築されたもので、あの本能寺の変があった場所ではありません。あの時は、二条城の東あたり。いまは学校になっているあたりにありました。現在では石碑が立っているだけです。

現在の本能寺には信長および運命を共にした近習たちの慰霊碑が建っておりますが、正面入り口にある宝物館には、まだ行っていませんでした。入場料500円を払い、2階にあがると展示物が並んでいます。もちろん、撮禁なので、写真は撮っていませんが、本能寺の変の時に寺の欄干にあった飾り金具や信長が持参していた高級茶器などがあり、当時の火災によって焦げたり、変色したりしているものがありました。それから、ここの一番の売りは、入場券にも写真が乗っている、3本足の蛙の形をした香炉。この香炉は、1582年6月2日、あのときに、危険を察知し、声を出して鳴いたという伝説が伝えられています。

いつも、数百年の時を超えたモノを介して、当時のヒトを感じられることに武者震いです。

本能寺


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