秋の紅葉の名所、最上山すぐ

(宍粟市HPより抜粋)
篠ノ丸城(山崎町横須)は、山崎町中心部にそびえる標高324mの山上、通称「一本松」に築かれた山城です。近世の記録類では、赤松貞範の子・顕則により築城されたと伝えられており、室町期以降に守護代をつとめた赤松一族宇野氏の拠点「広瀬城」は、この城をさすものと考えられます。

 篠ノ丸城は、天正8年(1580)5月、毛利方についていた宇野氏が羽柴秀吉によって滅ぼされた、いわゆる「長水合戦」の際に、本城の長水城(山崎町宇野・五十波)とともに落城したとされます。城址には方形の郭群・土塁・堀等の遺構が残りますが、石垣の使用は確認できず、しかもこれら郭群を通路が周回するという特異な縄張りを持っています。

訪れた時はあいにくの雨。ちょっとドロドロになりながらも登頂しました。主郭周辺はかなり広い曲輪になっており、意外と規模の大きな城郭と感じました。


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