赤穂城に着たら、見るベし!
赤穂城の本丸への途中にあるのが大石神社。ここは宝物館があり、義士に関する多くの宝物があるのは当然ながら、浅野家の後(永井氏を挟んで)の城主、森家の宝物も多くあります。
森家というのは織田信長に尾張の時代から仕えていた重臣。本能寺で信長と運命を共にした森蘭丸(成利)ら兄弟もこの森家です。岡山は美作の津山城主の森家の傍流筋です。
その森家嫡流の代々の甲冑や宝物が展示されています。そのうち特筆すべきは森長可(ながよし)の兜。 森長可は小牧長久手の戦いで、同じく織田家重臣池田恒興と共に討死、首を取られた武将です。首を取られたときの兜は別のところにあるのですが、その長可が所有していた当時の物が目の前にあるという興奮を味わってください。
調査不足でしたが、森長可の竜頭兜は小牧長久手の時に着用していたかどうかは不明ですね。
別途、阿古陀形筋兜が当時着用のものとして発表されていますね。
眉間を撃たれて討ち死にとありますが、兜の眉差しにはあたらず、直接額を撃たれたのでしょうか。
馬上にいて、下から撃たれたとしたら可能性はあり得ますね。