播磨加西 笹倉城

播磨加西市の東側に笹倉という地があります。ここに笹倉城があり、長浜氏、後に赤松一門となり在田氏を称した一族が、元亀元年頃に築いた城です。

山城は、その遺構を残すための整備が大変です。

山城は、その遺構を残すための整備が大変です。放っておけば、自然の山と化します。
地域の保存会の方々が定期的に草刈りをしたりなど、活動されていらっしゃるところもいくつかはありますが、参加者の高齢化などもあり、継続するのが難しい状況です。

整備と一口にいっても、業者さんに依頼して草の除去や竹、木々の伐採をすればいいというものではありません。むやみに伐採してしまえば、雨風にさらされ、大事な遺構を破壊することになります。適度に灌木を伐採し、遺構を見やすくすることと、遺構を保つことの料率が必要となります。

整備作業

今回、笹倉城のいまの城主でいらっしゃる持ち主様にお願いし、整備をさせていただきました。
延べ3名での作業でした。

最初に行ったときは、ジャングルでした。数メートル先も見えません。

その後、月に1回・約半年ほど作業し、灌木の伐採と遺構の確認をした結果がこちらです。

山城の整備をお手伝いします!!

山城は各地にあります。地域の方々が定期的にメンテナンス作業をされていらっしゃるところもあります。しかし、昨今の高齢化の傾向もあり、なかなか継続するのが難しい状況と考えています。

お城が大好きな我々としては、なんとか山城をこの先も大切に遺していきたいと思い、何かお手伝いできないかと考えています。

先述の通り、山城の専門家の指導の下、遺構をしっかり保存しつつ、訪問者が楽しんで訪れられるように整備作業をさせていただきたいと思います。

ボランティアで・・・と言いたいところですが、継続するには当然ながら道具や人手など様々必要なものがありますので、ある程度のご負担はお願いしたいと思います。

兵庫県内で、山城整備作業でお困りの自治体、私有地の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。



コメントを残す