「尾長巴」紋は、播磨三木城の城主、別所家の家紋です。
別所家は、播磨、備前、美作を領した守護・赤松家の流れをくむ、由緒正しき格式あるお家柄。
今回は、そんな方の陣羽織を創らせていただきました。

デザインのポイントは、金襴で金ぴかみたいな、品の無い派手派手さは絶対NG!!!
一方で、貧乏くさい地味な感じもNG
品格のある美しい見栄えで、且つ、目立つことが重要ということでした。

基本となる生地は、いるだけで目立つ赤色。背中に金色の「尾長巴」紋を刺繍。縁を白系の和柄布で陣羽織の輪郭を出すように引きしめると同時に、和柄でちょっとした生活感というか和みを。
前の折り返し襟には、白金をベースに鳳凰柄の金襴生地で高貴なイメージを出しました。他に房を付けたりとかいろいろ考えは及びましたが、Simple is Best と言いますから、このままにしておきたいと思います。



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