阿保の構居

姫路市教育委員会発行の「文化財見学シリーズ43」に記載されているところを参照すると、「阿保の構居」というのがあり、現在の宇賀神社の東南あたりが推定値とされています。

領主は赤松氏幕下の英保大善之助、次郎座衛門尉とある。また、飾磨郡誌には英保肥前守忠貫の居城として、足利尊氏に従い、以後七代続いた。刑部左衛門の代の天正年間に落城とある。

現在は東姫路駅周辺の町開発が進んでおり、新しい家や公園がどんどん建築されているエリア。宇賀神社周囲を見て見たが、ここという遺構らしきものは見つけられなかった。時代と共に消えゆく遺構は致し方ないが、地域の大事な歴史として看板の1つくらい立てて欲しいもの。


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