戦国時代の水軍と船
当然ながら、鉄道や飛行機が無い時代。主要な交通手段は徒歩、馬などの陸路と船を使った海路が中心でした。特に、海路は大量の商売品や貿易もあり、重要な交通手段。且つ、軍事においては安全に大量に人馬や物資を運ぶことができる強力な武器となりました。
水軍は海に面した地域を領していた武将の多くが程度の差はあれ、有していたと言います。
因島の村上水軍、紀伊熊野の九鬼水軍、安芸の毛利水軍、相模・伊豆の北条・清水水軍、などなど。
軍団を構成した船
船団を構成した船の種類として、大きい物から「安宅船(あたかぶね)」、「関船(せきぶね)」、「小早(小早)」という3種類があります。安宅船には大将が指揮をする大型船で、その周囲を機動力や攻撃力の差がある関船や小早が固めるという陣形です。
今回、この3種類を模型として造ってみました。
今後は信長が革命的に創りだした、「鉄甲船」も造ってみたいと思います。