姫路駅から山陽電鉄に乗って20分ほど、海側に建つのが妻鹿城(国府山城)。
市川沿いにそびえる、ナイスなポジションにあります。
駅を降りたら、北側にこんな感じでドンっと見えます。近く見えますが、歩いて10分くらいはかかります。

2014-12-09 10.34.06

近づくと、土手を右下へ降りたところに入り口。
入って左手に案内看板と登り口があります。

DSC_0375
2014-12-09 10.28.39
2014-12-09 10.29.00

登山はだいたい30分くらいで頂上へ行けるので、初心者の方でも、立ち寄りでも、簡単に登れるレベルです。途中に、石垣の崩れた跡や門跡、郭など遺構を見ることができます。

2014-12-09 10.41.44
2014-12-09 10.42.11
DSC_0385
DSC_0386
DSC_0388
DSC_0406

頂上、主郭部に到着。
ここからは、北に姫路城、下に市川、そして南に播磨灘を一望できる絶景が待っています。

DSC_0399
DSC_0401
2014-12-09 10.45.32

下山を同じ道ではなく、北側の郭郡の方から回っていくと、庭園の跡などもあり、完全に戦闘用ではなく、黒田職隆が晩年を優雅に楽しむために改良されたんだなと思います。

官兵衛が大河ドラマの時はボランティアガイドの方が麓におられ、武家屋敷跡側には埋蔵金があるかも?とかおっしゃっていた記憶があります。今もあるのかな・・・?

この城の付近には2か所のチェックポイントがあります。
1つ目「母里太兵衛生友信生誕地」。
酒豪対決で、福島正則の名槍日本号を勝ち取った「黒田節」で有名な母里太兵衛。
この人は妻鹿地方の豪族曽我氏の出自ですが、青山合戦で一族24名が討ち死にした母里氏の跡継ぎとなり、母里姓を名乗るようになりました。ちなみに、母里(ぼり)氏は尼子の出ともいわれ、加古郡稲美町母里が本領地だったといわれます。

2014-12-09 11.34.10

2つ目は「黒田職隆廟所」。
黒田官兵衛孝高の父。御着の小寺氏に仕え、功を成して家老となり姫路を与えられた人物。

2014-12-09 11.37.35
2014-12-09 11.37.12

あと、実はもう1つ。
播州黒田武士の館」。
ここから南へ歩くと20分くらいはかかりますが、ご高齢のご夫婦が運営されている資料館があります。博多の黒田宗家とも深いつながりがある方がいろいろな資料を集め、展示されています。

姫路の城をチャリで巡るツアーもやっていますので、ご興味ある方はぜひご参加ください!
「チャリで行く!なかなか行かない城ツアー 姫路コース」
前回の開催レポートはこちら。


コメントを残す