「三木合戦 絵解き」
毎年4月17日に行われている、「三木合戦 絵解き」。
別所家の菩提寺である法界寺で、午前・午後の2回行われています。
三木合戦って?
「三木合戦」は、天正年間に織田家の中国方面司令官・羽柴秀吉が中国征伐を目的に播磨へ侵攻してきた際、加古郡の糟谷屋敷で播磨の主な武将が集まって行われた「加古川評定(毛利攻めの軍議)」において、三木城主別所長治名代の別所吉親(長治叔父)と家老三宅忠治が秀吉と反目し、合戦となったものです。
当時別所家は東播八郡(美嚢郡、明石郡、加古郡、印南郡、加西郡、加東郡、多可郡 、神東郡)を治める太守。合戦となると配下の武将たちはことごとく別所家の見方となり、また、西には毛利家、東は荒木村重の謀反や本願寺門徒が味方となって、織田家に戦いを挑んだものです。
「絵解き」は、この大合戦の様子を当地域の方々が代々語り継いできたものを屏風絵を使って分かり易くお話いただくものです。
三木合戦のハイライト!
最初に、ご住職からご挨拶を頂戴します。その後、 生田淳仁氏から、まずは事前に全体概要説明をしてもらえますので、先に全体像を把握できます! その後に、本番の絵解きをしていただきますが、それも現代語に変えていただいているので、聞いていて理解がすぐにできますよ。
別所家の菩提寺 法界寺
法界寺は別所家の菩提寺であり、本堂には別所長治夫妻の霊牌及び画像、木像があり、外には別所長治像、別所家の廟、家臣のお墓が並んでいます。