石見の益田氏

今回、オーダーメイド陣羽織の制作のご依頼を頂戴したのは、株式会社 レベルフォーデザイン様で、ご利用のお客様は萩・石見空港利用拡大促進協議会様でした。

石見(いわみ)というのは、旧国名(日本の旧国名についてはこちら)で、いまの島根県(出雲・石見・隠岐という3つの旧国で構成)になります。

この石見に平安時代から続く石見益田氏という名家があります。益田氏は中国地方の権力争いに応じて、大内氏、次いで毛利氏と与し戦乱の世を生き抜いてきました。
詳しくは、益田市のホームページにも記載されておりますのでご覧ください。

*写真は11代益田兼見(益田市HPより)

石見益田氏の陣羽織

今回のご依頼は、益田氏の家紋を刺繍したオリジナルデザインの陣羽織制作でした。
益田氏が使っていた家紋が「九枚笹」と「上り藤に久の字」。

デザインのご要望をまとめていただき、ご依頼に従ってお創りさせていただきました。
全体の表地は濃い紫、裏地はネイビー、前の折り返し金襴(ご指定金襴デザイン)、縁取りは金という仕様です。サイズは大人用。

石見益田氏の他にも、大内氏・毛利氏に関連する歴史スポットや出雲大社・玉造温泉、石見銀山、しまねっこ、泊まれる博物館、などなど島根県には行かないと体験できない魅力的なスポットが満載です。
ぜひ、萩・石見空港をご利用いただき、島根の旅を楽しんでください。
(*コロナが早く、終息しますように)


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