モデルは豊臣家の重臣・木村重成公

(どこの家系にも常に諸説あるが)木村家は近江蒲生郡木村の発祥で、佐々木氏の末裔という。
秀吉の中国攻めの時には、重成公の祖父の定重、父の重玆が秀吉方として従軍していた。
その後、賤ケ岳、小牧・長久手、九州攻め、小田原攻め、奥州攻めに朝鮮出兵と秀吉の天下に大いに貢献し、山城淀18万石の大名にまで出世したが、秀次事件に連座して重玆と嫡男や娘も摂津茨木で処刑される。当時、幼子だった重成は助命され、秀頼に従うことになる。

その木村重成公には、有名な逸話がある。

重成は、秀頼の乳母となった宮内卿局の子、ということもあり秀頼に近い小姓として仕えていた。
大坂の陣では、今福の戦い、真田丸の戦い、若江・八尾の戦いと奮戦するも、徳川四天王井伊家の軍と激突して討ち死にした。

ここで、逸話がある。

首実検をした家康は、月代を整え、伽羅の香がする首に、死を覚悟した武将の嗜みを褒め称えたという。

「武士道アロマ」

このたび、オリジナル兜をご依頼いただいたのは、Mr.Aromaを展開されていらっしゃるナチュリール株式会社様。
新しい商品となる「武士道アロマ」を開発されるにあたり、Inspireされたのが木村重成公でした。その重成公をモデルイメージとして、オリジナルの兜をご依頼いただきました。

32間筋兜に、3段錣、色々威し、眉庇・吹き返しに絵革(生地)、鍬形とオリジナル家紋の前立て、というデザインになりました。
この兜が重成公の御意思と一緒に、ナチュリール様の発展に貢献できればうれしい限りです。


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