播・美・備の国境、上月城
ここ上月は、播磨、美作、備前の国境が接する要衝の地。守護赤松氏も重要な拠点として城を築いていました。
そして、この地は後に、織田軍と毛利軍がぶつかる地となり、かつて出雲を中心に勢力を持っていた尼子氏がその復活を願い、尼子勝久、忠臣山中幸盛(鹿之助)が城を守るも落城。その願いが閉ざされた舞台。
上月駅を出て、線路を渡って南側へ。そのまま道を何かすること徒歩10分くらい。




ここからが登城口。 目の前に上月歴史資料館(200円)があり、そこでパネル展示を見て少し勉強してから上ると良いですね。




古くは鎌倉期から戦場となっている城です。この城の周囲には、時代時代で築かれた複数の城や砦がありますが、さすがに車がないと回り切れません。




登山口からちゃんと整備された登山道を上ること約20~30分。山頂、本丸につきます。それほどつらくない登山です。
山頂には、尼子一党ではなく、秀吉に攻め滅ぼされた赤松政範の供養塔が建っています。 この時、秀吉は城将や女子供ことごとく処刑し、国境付近に見せしめにしたと残虐な言い伝えが残っています。 赤松政範の碑の側面には、その時救援に駆けつけた宇喜多廣維勢3000騎の名が刻まれております。








最初の登山道を右側に沢沿いに入るとすぐ、尼子一党と山中鹿之助の追悼碑が立っています。




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