雲龍寺は三木城が健在の頃から、城内にあったお寺。
いまでも別所公のご子孫の方々が毎年命日である1月17日に、法要を実施されています。
三木市役所を正面に見て、西側。左側に降りていく坂道があります。
その坂道を下る途中に右側に見えてきます。
手前の駐車場からすぐ見えているのが、三木城城主、別所長治公とその妻照子姫の墓所です。
三木の英雄は、ここで静かに眠っておられます。
三木合戦後、別所長治公の首は安土へ送られ、織田信長による首実検が行われた後、この寺の住職の願いにより、この地に戻ってきたと伝わります。
ちなみに、妻の照子姫は丹波八上城主の波多野秀治の娘です。つまり、三木別所家は丹波波多野家と同盟関係にあったわけです。