戦国最強軍団の象徴
戦国の最強軍団と言えば、甲斐・武田家というのは有名な話。上杉謙信との死闘、家康を三方ヶ原で圧倒した。
その軍団の中でもひときわ目立ったので「赤備え(あかぞなえ)」と言われる軍団。
武田家の重臣である飯富虎昌が全身赤または朱色に染めた武具を使用したことが始まりと言われ、その子の山県昌景も引き継いだ。
その「最強ぶり」は世に名を馳せ、それにあやかりたいと各地の武将が真似たと言われる。
良く知られているところでは、真田の赤備え。(信繁が赤甲冑だったかどうかは諸説ある)
そして、徳川家が武田領を得てからは、武田家の家臣団を引き入れて、四天王の井伊直政が赤備えとして統率している。
やはり、「赤」は目立ちます。そして、カッコよいし、着用した本人も心が燃えますね。




武田の赤備えの末裔です。浅利種信系のものです。古書を読むと井伊の赤備えは家康公が授けたとあります。それには裏が有って、最強の赤備えは家康公が
自分の配下、旗本に編入しました。その旗本が大番になります。