加賀百万石、前田家
加賀百万石で有名な前田家。その礎を築いた前田利家は、尾張の荒子城主の四男として生まれた。
早くから信長の小姓として仕え、途中追放されたこともあったが、帰還後は各地で武功を立て、北陸方面軍司令官となった重臣・柴田勝家付の与力として加賀、能登方面を攻めた。
そんな時、本能寺の変が勃発。いち早く、光秀を討ち取った羽柴秀吉と柴田勝家が対立することとなり、賤ケ岳の戦いが起きた際には、陣を払うという形で古くから旧知の仲であった秀吉に味方した。
その後は、天下人秀吉の元で五大老として活躍し、加賀百万石の大大名となった。
百万石の大大名とたる重厚さと天性の派手さ
百万石の太守としての重々しい、威厳のある重厚さと利家の若き頃の破天荒さを黒ベースの生地と抑えつつも派手さを抑えきれない金襴生地で表現しました。
